毎日の洗濯は、家事の中でも特に「移動」が多い作業です。洗濯機で洗って、ベランダに干して、取り込んで、たたんで、各部屋のクローゼットにしまう。この一連の流れの中で、階段を何往復もしている方は少なくないのではないでしょうか。

共働き世帯が増えた今、家事にかけられる時間は限られています。洗濯の動線を最短にすることは、毎日の暮らしの負担を確実に軽くしてくれます。今回は、間取りの段階で工夫できる洗濯動線のポイントをご紹介します。

理想は「ワンフロアで完結する洗濯動線」

洗濯の動線を考えるとき、まず意識したいのが「階をまたがない」ことです。1階の洗面脱衣所で洗って、2階のベランダに干して、1階のリビングでたたんで、2階の寝室にしまう——この流れだと、1回の洗濯で階段を最低2往復することになります。

理想は、脱ぐ・洗う・干す・たたむ・しまうの全工程を同じフロアで完結させること。特に1階にランドリースペースを設け、近くにファミリークローゼットを配置する間取りは、洗濯の負担を大幅に減らしてくれます。

ランドリールームのすすめ

最近の新築で人気が高まっているのが、独立したランドリールームです。2〜3帖ほどのスペースがあれば、室内干し用のポールやカウンター、アイロン台を設けることができます。

ランドリールームのメリットは、天候に左右されずに洗濯物を干せること、そしてリビングに洗濯物を広げなくて済むことです。THE BASEのGX志向型住宅は高い断熱・気密性能を備えているため、室内干しでも効率よく乾きやすく、ランドリールームとの相性がとても良いのが特徴です。

脱衣所→ランドリー→クローゼットを一直線に

間取りを考えるときに意識したいのが、脱衣所・ランドリールーム・ファミリークローゼットを一直線(または隣接)に配置することです。この並びが実現すると、洗濯の動線は驚くほどシンプルになります。

  1. 脱衣所で脱いだ服をそのまま洗濯機へ
  2. 洗い終わったら隣のランドリールームで干す
  3. 乾いたらその場でたたむ(またはハンガーのまま)
  4. すぐ隣のファミリークローゼットにしまう

この流れなら、洗濯に伴う移動距離は数歩で済みます。特に小さなお子さんがいるご家庭では、洗濯の回数が1日2〜3回になることも珍しくないので、この効率化は大きな違いになります。

室内干しを快適にする工夫

室内干しを前提にするなら、いくつかの設備面の工夫も押さえておきましょう。

これらをあらかじめ計画しておくことで、室内干しのストレスが大幅に軽減されます。後からポールを取り付けようとすると、下地の問題で希望の位置に設置できないこともあるので、設計段階で伝えておくことが大切です。

まとめ

洗濯動線を最短にするポイントは、「ワンフロアで完結させる」「ランドリールームを設ける」「脱衣所→ランドリー→クローゼットを一直線に配置する」「室内干しの設備を計画段階で組み込む」の4つです。

家事の効率は、住み始めてからの満足度に直結します。毎日のことだからこそ、間取りの打ち合わせのときに洗濯の流れを具体的にシミュレーションしてみてください。きっと、暮らしがぐんと楽になるはずです。