玄関を開けると、右手にシューズクローク。ホールを進んだ先にはファミリークロークが続きます。キッチンの背中側にはパントリー(WTP)とリビング収納がひと続きで並び、突き当たりの引き戸を開けると脱衣室と浴室。しまう場所と通り道を1階にまとめた、延床30.81坪の2階建てです。

建物は横幅8,190mm×奥行8,190mmの、ほぼ正方形。1階に62.1m²(18.79坪)、2階に39.74m²(12.02坪)を振り分け、暮らしの中心になる1階を広く、2階はコンパクトにまとめています。

タイプ2階建て
間取り3LDK
延床面積101.84m²(30.81坪)/1階 62.1m²・2階 39.74m²
LDK18.7帖
部屋構成寝室6.0帖 / 洋室1 4.5帖 / 洋室2 4.5帖
主な収納ファミリークローク・パントリー・シューズクローク・リビング収納・WIC・階段下収納
太陽光パネル5.46kW搭載(標準装備)
価格2,277万円(本体価格+付帯工事費+消費税すべて込み)

※ 方角バリエーション(E:東玄関)の仕様です

外観のおすすめポイント

濃紺に近いダークグレーのガルバリウム鋼板を、縦に張った外観です。細かなリブが上下いっぱいに通っていて、光の当たる角度によって濃淡が変わって見えます。背の高い箱と低い箱が段違いに重なり、それぞれの屋根が片流れでゆるやかに傾く構成。飾りを足さずに、面の分かれ方と陰影だけで表情をつくっています。

玄関まわりは、壁の面を少し引き込んだ位置にあります。木目を縦に見せた木製ドアが一枚、濃い色の壁のなかでよく目立ちます。ドアの上には薄い庇が水平に伸び、足元はコンクリートの2段の階段。玄関側の壁には窓がありません。道路に面することの多い側なので、外からの視線を気にせずに過ごせます。手前は広いコンクリート仕上げのアプローチです。車の停め方や台数は、敷地の形や間口によって変わります。左右には落葉樹と赤葉の低木が植えられ、濃い壁色との対比がついています。

間取り図

THE BASE 2F-23-E 1階間取り図 THE BASE 2F-23-E 2階間取り図

間取りのおすすめポイント

1. キッチンの後ろが、そのまま水回りへの通り道になる

1階の南側いっぱいが、18.7帖のLDKです。キッチンは西寄りに南北方向で置かれ、その背面にはカウンターが並びます。キッチンの南にダイニングテーブル、中央にソファとローテーブル、東の壁際にテレビボード——という並びで図面には描かれています。南面には大きな窓があり、光はこちら側から入ってきます。

注目したいのは、キッチンのすぐ北側です。パントリー(WTP)とリビング収納が壁で仕切られずひと続きになっていて、さらにその北の引き戸から脱衣室へ出られます。キッチンの後ろが、そのまま浴室・洗濯機のある場所への通り道になっているわけです。

煮込んでいる間に洗濯機を回す、お風呂の湯を張りに行く。そうした行き来を、玄関ホールを回り込まずに数歩で済ませられます。食材のストックとリビングで散らかりがちなものが、同じ帯のなかに並んでしまえるのも使いやすいところです。

2. 玄関の収納は、シューズクロークとファミリークロークの二段構え

玄関を入って右手がシューズクロークです。棚が壁沿いに回っていて、靴だけでなく外で使う道具も置いておけます。その北隣がファミリークローク。シューズクロークとは壁で仕切られていて、出入りはホール側からになります。ハンガーパイプと棚が描かれた広さで、家族の上着やかばんをまとめて掛けられます。

そのホールは玄関の西側にある細長い形です。同じホールから西へ数歩で洗面室。帰ってきて上着を掛けて手を洗う、という流れが短い距離で収まります。玄関の土間に物が出たままになりにくく、急な来客のときに見える範囲を整えやすいのも、この二段構えの利点です。

階段はホールとLDKの境にあり、下には収納が2つ。さらにホール脇には物入もあります。細かな収納が要所に散らしてあるのが、1階の特徴です。

3. 2階は3室。それぞれの部屋に、専用の衣類収納がある

2階は7,280mm×5,460mmのコンパクトなまとまりです。南側に寝室6帖と洋室1(4.5帖)、北側に洋室2(4.5帖)。洋室側には、クローゼットが2つ並んで設けられています。

北東の角にはWIC(ウォークインクローゼット=人が入れる広さの衣類収納)。ハンガーパイプと棚が二列に描かれ、南隣の寝室から直接出入りする配置です。寝室で使う衣類をまとめて置いておける、寝室付きの収納といえます。洋室1・洋室2にはそれぞれのクローゼット、寝室にはWICと、部屋ごとに衣類の置き場が分かれている形です。トイレも2階にあるので、夜中に階段を下りずに済みます。

4.5帖という広さは、ベッドと机を置くとおおむね埋まります。子ども部屋として使うなら、衣類は各室のクローゼットに預けて、部屋には勉強と睡眠の場所だけを残す——そんな配分が合いそうです。個室を大きく取らないぶん、1階のLDKと収納にゆとりが回っている間取りといえます。

標準性能について

このプランも、耐震等級3(最高等級)・断熱等級6以上・制震ダンパーが標準装備です。太陽光パネル5.46kW、樹脂窓、無垢床、HEMSなど18項目がすべて標準仕様に含まれており、追加のオプション費用なしでGX志向型住宅としての性能を備えます。玄関側に窓を設けない代わりに、南面の窓から光を取り込む構成なので、断熱と気密の性能が日々の温度差の小ささに効いてきます。